先日、MacBookをスリープ状態から復帰させた直後、予想外のトラブルが発生。
いつも通り作業をしようとしたところ、ブラウザ上部の検索ボックスがなぜか高速で点滅し始めた。
「キーボードに何か乗っていて、キーが押しっぱなしなのかな?」と疑って手元を確認したが、異常なし。
点滅は止まらず、文字の入力すらできず、完全に詰み状態。
試しにメモ帳アプリに切り替えて入力してみると、変換はできないものの、かろうじてひらがなだけは打つことができた。
困り果てながらも、色々と試した対処法をまとめておく。
症状:原因はキーボード?

状況を簡潔に整理する。
つまり、常にどこかのキーが押されていて、通常の入力ができない状態。
原因究明:キーボードチェッカーで調査

まずは 「きーぼーどちぇっかー」と検索。
(変換ができないので、ひらがなでメモ帳に入力してコピペ)
自分がたどり着いたのは、「Keyboard Checker」というサイト。
このサイトでは、キーボードの入力状態をチェックすることができる。
押したキーが緑色に光るので、「押していないのに反応しているキー」があれば、それが犯人だ!
数秒間、キーボードに触れずに黙って見守っていたところ、「F6」キーが勝手に反応した。
これで、原因はキーボードの物理的な不具合だと判明した。
対処法:最終的にはフィジカル

その後の対処は、以下の物理的なアプローチ。
(独自の攻撃方法を思いついた人は自己責任でどうぞ)
正直、直る根拠のない荒療治だったが、結果的に「F6」の誤作動を止めることができた。
自分の場合はこれで解決したが、同じような症状が直らない場合は、以下の方法も試してみてほしい。
その他の対処法
①OSの再起動
まずはMacを再起動する。
再起動後に症状が改善された場合、ソフトウェア的なトラブルの可能性が高い。
②入力ソースの見直し
ソフトウェアのトラブルの場合、「入力ソース」の設定を見直すことも有効。
「システム設定」→「キーボード」→「入力ソース」で、使用していない他言語を削除・無効化する。
また、「日本語-ローマ字入力」の「ライブ変換」のチェックをはずして、オフにする。
③アプリや外部デバイスのチェック
アプリや外部デバイスの干渉を確認する。
起動中のアプリを終了し、常駐アプリも無効にしてみる。
接続中の外部デバイス(USB機器・Bluetooth機器など)もすべて取り外し、Macを再起動。
症状が改善された場合、1つずつ繋ぎ直して原因を特定する。
④やっぱりフィジカル
ここまで試して直らない場合、やはり物理的な不具合の可能性が高いので、(可能なら)キーキャップを外して、内部を掃除する。
それでも改善されない場合は、Appleのサポートや修理サービスに相談したり、外付けのUSB・Bluetoothキーボードなどを接続したりして、他の選択肢も視野に入れると良い。
編集後記

まさか「F6」キーが勝手に押され続けるなんて……なぜ全く使っていない「F6」なんだ?
と思いながらも、色々と学べたのでよかったとしよう。
同じような症状が出て困っている人の参考になれば幸い。

