YouTube：夜祭 / 初音ミク [Hatsune Miku]
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夜祭 / 初音ミク [Hatsune Miku] 歌詞
『夜祭』
Vocal：初音ミク Music：スイフー
どうせいつかは終わるなんて言葉で揺れる
いかに踊るか悩む 風前の灯火に等しい
進路を定めない群れた金魚をすくえない
いまだ 的には当たらない 甘い綿菓子は残らない
プールで動かない光るボールをすくえない
いまだ クジが当たらない 咲いた花火は残らない
夜が更けるほどに遠ざかる理想郷
求む 祝祭 再開催や最低限の救済
歴史の仕舞いを目の当たりにしても
これが始まりと言えたらいいのに
どうせいつかは終わるなんて言葉で揺れる
いかに踊るか悩む 風前の灯火に等しい
火が灯る蝋燭は元には戻らないけれど
絶やさず繋げたい
祭囃子は終わるが休み休み踊る
祭り上げる古傷 風前の灯火が愛しい
「よまつり」の読み方を変えると……
4年前に友達と線香花火をして、「どっちが長く残るか勝負しよう」と言い、自分が負けている動画が最近になって出てきたので、とても感慨深い気分になった。
そして、夏祭りの賑わいも去り、秋の訪れを感じながら寂しさを……いや今年はまだ暑いなぁ。
とにかく、祭りがテーマの『夜祭』を投稿できてよかった。毎年この時期になったら、この楽曲を聴きながら夏の思い出に浸れる。
楽曲の歌詞では、普遍的なテーマに触れているので、言葉の意味にも耳を傾けて楽しんでほしい。
ちなみに曲名の読み方は「よまつり」だけど、YOASOBIを意識したわけじゃないよ。
あと、YouTubeで検索したら、夜祭というボカロ楽曲がすでに存在していて軽くショックを受けた。
でも『夜祭』は、『プチケーキ』『Cookie』『Tasting』に続く食事シリーズだから、どうしても曲名を変えることができなかった。
どこに食事要素があるかは、夜祭を他の読み方にしてみると答えが分かるよ。
歌詞の中にもキーワードがあるから、じっくり聴いて探してみてね。
和楽器をミックス
楽曲には太鼓や箏の音色が入っているが、実際には持っていないので、ソフト音源での打ち込みと他の楽器の演奏を混ぜて制作した。
箏は「PRINCESS KOTO KAGUYA」で、太鼓は「TAIKO CREATOR」を使用。
「TAIKO CREATOR」は、特別な調整をしなくても迫力のあるサウンドを鳴らせる。ドンッという打音に、深いリバーブをかけると、展開を変えるときやクライマックスでのインパクトに活用できそう。
もし、これらの音色を使おうと考えている人は、Native InstrumentsのKONTAKTというサンプラーが必要になるので注意。
お祭りで『夜祭』を披露
実は以前、音楽イベントのステージでこの楽曲を演奏したことがある。つまり、本当の祭りで『夜祭り』を披露したのだ。
そのときは、その場で入力された音の録音と再生を繰り返すループステーションという機材を使い、ボイスパーカッションとエレアコ(とエフェクターなど)を組み合わせたパフォーマンスを行った。
それでは、ボカロバージョンに生まれ変わった『夜祭』をぜひたくさん聴いてね。