久々の投稿。「今年こそは!」と毎年思っているタイプのボカロP、スイフーだよ。
2026年5月13日(水)に、新曲『ロバストネス』をSpotifyやApple Musicなどの各ストリーミングサービスで配信開始。
今まではYouTube中心に投稿していたけど、今回はボカロオリジナル曲を初めてシングルで配信リリース。
普段使っている音楽アプリから、ぜひぜひ聴いてね。
ロバストネス クレジット
Vocal:初音ミク
1st Chorus:音街ウナ
2nd Chorus:GUMI
3rd Chorus:SF-A2 開発コード miki
Bass:氷山キヨテル
Music & Vocal Percussion:スイフー
Illustration:けたろう
ロバストネス 歌詞
『ロバストネス』
Vocal:初音ミク Music:スイフー
また一つ数字を重ねていく
切なくなるように設計されている
何が孤独を埋めるのだろう
自分で掴んだものを離さないこと?
選ばなかったルート 試練だらけの現状
「例えば」と語ると 未練だらけの妄想
掴めなかった栄光 再三再四 最後まで疾苦
また一つ思い出に変わっていく上に
なくなるように設計されている
何が自分に残るのだろう
My best moment 閉じ込めておきたい
形が変わっても 生まれ変わりはしないだろう
悲しみを背負いつつ 予期せぬ負荷に耐え続ける のはストレス
惰性で続けるのはスローレース
保ち続けるロバストネス
形が変わっても 生まれ変わりはしないけれど
理想へ辿り着きたいなら 留まってはいられない
「ボカペラ(VOCApella)」とは?

「ボカペラ(VOCApella)」は、「VOCALOID」と「アカペラ」を組み合わせた音楽ジャンル。
名前の通り、楽器を使わずにボーカロイドたちの声でハーモニーを生み出す。
元々、自分がアカペラ多重録音にハマっていたので、その知識を生かして制作。
ボカペラはこの先、自分の楽曲で何度も登場するはず。覚えてもらえたら嬉しい。
以前、Xへ投稿したボカペラに音街ウナちゃん公式がいいねしてくれたので、今回は1stコーラスにウナちゃんを採用(贔屓)。今回もリポストありがとう。次回はボーカルにしないと……(ものすごい贔屓)
ボカペラを気に入ってくれた人は、ぜひYouTubeのチャンネル登録や、各ストリーミングサービスでスイフーをフォローしてね🙏

ロバストネスとは?

ロバストネス [robustness]
“困難な状況や予期せぬ変化に直面しても、機能や性能を維持する能力を指す。一般的には物理的な強さや耐久性を意味し、情報技術の分野では、システムやソフトウェアがエラーや障害発生時にも正常に動作し続ける能力を指すことが多い。”
人はどうしても現状維持を選んでしまいがち。自分も。
外部から負荷がかかると、自分の持つリソースでなんとか耐えようとする。でも、その場を乗り切ることに意識が向きすぎると、今の環境から抜け出せなくなり、成長する機会まで失ってしまう
新しい挑戦には不安もあるし、今より大きなストレスがかかることもあるだろう。
それでも、目標や夢を実現するためには、自分自身や環境を変える必要があるのかもしれない。
そんな、変化を恐れながらも前に進もうとする気持ちを込めて制作した楽曲が『ロバストネス』。
AIに楽しみを奪われないために

最近は、AIを使って一瞬で楽曲を生成できるようになった。
だが、自分にとって音楽制作は、単に完成品を手に入れることではない。
AIでの生成は、自分が大好きなゲームで例えると、「レベル上げしておくよ」「ストーリー進めてボスを倒しておくよ」という感覚に近い。
試行錯誤して、アイディアが形になっていく過程が楽しくて音楽を作っているので、そこを丸ごとスキップしてしまうのは少しつまらない。
AIを否定したいわけではなく、むしろ普段から、情報収集や整理では重宝している。
「自動ゴールド稼ぎ」や「レベル上げバグで一瞬で99レベル」「ボス瞬殺」みたいな遊び方があり、効率化そのものの面白さや需要があるのも理解できる。
自分も以前、MV制作で画像・動画生成AIを試したことがある。
音楽は、MVやジャケットも含めてひとつの作品になるので、楽曲が完成して「早く聴いてもらいたいな♪」と思っても、映像やイラスト制作が追いつかなかった。
そこでAIを使うと、すぐに形にできる。本当に革命的。
ただ、その便利さの中で、ひとつ大きな問題があった。
MVやジャケットにAIを使うと、「この楽曲自体もAIで作ったのかな?」と思われてしまうこと。
別に人にどう思われようが芸術には関係ない!という話ではなく、単純に「違うよ!」と説明する機会すらないのが少し寂しかった。コメントにはしなくても、視聴した人が心の中でそう思っていたとしたら、見えないところで信頼を失ってしまう気がした。
AIのメリットは圧倒的なスピード感。熱量が高いうちに作品を世に出せる。
その反面、作品全体の統一感や、自分ならではのこだわりが薄れていく。
「AI作品っぽい」という印象だけで距離を置かれてしまうこともある。
だから今後は原点回帰して、ジャケットを知人に描いてもらうことにした。
あれ?AIに指示を出して描いてもらうことと何が違うんだろ?(また迷走)
それでも、自分は「誰と作品を作ったか」という過程を作品に混ぜたい。そして、AIの圧倒的な速さに対抗して、むしろ「どれだけ時間がかかったか」まで含めてストーリーとして残したい。
長々と書いたけど、結局は自分が納得できる方法を選ぶに尽きる。
新たなスタートとしてリリースした『ロバストネス』。
これからは、音楽制作と発信にしっかり向き合っていく。今後の活動を見守ってもらえたら嬉しいな。

コメント